2008/02/07 THU


今日はアントワープに日帰り観光します。ベルギーとは思えないいいお天気です!
中央駅のチケット売場は左側2つが国際線、残りが国内のようです。
電車も席も指定はないのでブリュッセル−アントワープ中央駅までの往復チケットを購入。12.6ユーロでした。
チケット売場の真上に大きな電光掲示版があるので、アントワープ行きの時刻をチェック!
8:57のアントワープセントラル行きのIC(インターシティ)に乗る事にしました。
ただ気になったのが、この電光掲示板の時刻、すでに過ぎている電車の情報も掲示してあったのよね。
答えは簡単。実はダイヤが乱れまくりだったの。
乗り場に行ってみるとすでに現時刻が8:40なのに、8:25発のアントワープセントラル行きのICがやっと来た所。
でもちょっと早いけど、アントワープセントラルまで行くのを確認して乗車してみました。

電車の中は急行だけあって、キレイで乗り心地もなかなか。2等席でもぜんぜんオッケーです。
実は電車で他の街に行くのは初めてですっごい緊張!
でもアントワープセントラルは終点だし、最後までのんんびり座ってればいいし楽チンなんて思ったのが甘かった。
セントラルまで行くはずのICがなんと一つ手前の駅アントワープ・ベルヘムで停車。
なんとダイヤの乱れのせいでここで全員降ろされるらしい。
親切な人が「乗り換えするんだよ」って教えてくれなかったら、そのままブリュッセルへ逆戻りするところだったよ(怒)!
車内放送はもちろん仏&蘭語だから分かる訳ないし。
あわてて下車して駅員さんにセントラル行きのホームを聞いて移動しました。まったくどういうこと!?
ベルヘムからセントラルまでは頻繁に電車は出てて数分でセントラルに到着です。

アントワープ中央駅はホームはとっても近代的。でも駅の外観とドームはとってもヨーロッパ!
国の重要文化財に指定されてるのも納得です。

駅をでると大きなまっすぐの通りがあります。ブリュッセルではほとんどみかけないマクドナルドを何軒も発見(笑)!
そしてファッションの街だけあって、たくさんのデパートやブティックが道路の両サイドにずら〜り。
そして有名なダイヤモンドのお店もそこかしこに発見!高級チョコで有名な
デル・レイもこのアントワープにありますよ。

そんな感じで街歩きをしながらまず向かったのが
ルーベンスの家
昨日王立美術館では見られなかったルーベンスの絵をみれるかな?
ルーベンスの住居兼アトリエで調度品やたくさんの絵が小部屋に飾ってあります。
写真撮影は禁止だからなのか、チケットを購入時にたくさんのポストカードをくれました。
朝早かったからなのか、人がいなくてとっても静か。ルーベンス好きの人にはおすすめかな?
ルーベンスの家入口
チケット売場は向かいにあります

また大きな通りに戻って、進んで行くと
フルン広場にでました。
そして広場から見えるのが日本人に有名(笑)な
ノートルダイム大寺院です!
有名な理由はあの悲しい涙の物語『フランダースの犬』の舞台にもなった教会だから。
まずは教会訪れる前にルーベンスさんにご挨拶。
教会の入口にはトヨタから寄贈されている“ネロとパトラッシュの記念ベンチ”が。どんだけ日本人がくるんだ!?
中にはルーベンス作の絵が。フランダースの犬の最終回でめっちゃ涙したネロが最後にみた絵が!!
フィクションなのはわかってるんだけど、胸があつくなるのは何故でしょう...。
やっぱり日本人だから?ベルギーの人はこの話知らなかったらしいしね。

心洗われた後は
市庁舎へ。市庁舎前にあるブラボーの像が持っているのが巨人の手。
手“アント”を投げた“ワルペン”という伝説があって、これが街の名前アントワープの起源になってるんだそうで。
市庁舎の脇道の抜けると...

どんどんこの辺り風が寒くなってきました。市庁舎の横を抜けると細い通りが。
両脇はギルドハウスが並んでて、裏道な感じがワクワクしちゃいます。細い道をぬけると大きな川、シュヘルド川に出ます。
川沿いにはステーン城があって、今は
国立海洋博物館になっています。
博物館と同じ川沿いには観光船などもあるんだけど、冬は休業みたい。じっさい川沿いはめっちゃ寒いっ!

寒さに我慢できず別な道から市庁舎方面へ戻る事に。ちょうどお昼だったのでランチへ。
地元ではワッフルで有名だけど軽食もあるという“デズィレ・ドゥ・リール”へ。
オムレツを頼んだらめっちゃビッグ!十分お腹いっぱいです。
カフェオレも頼むと小さなワッフルが付いてきたんだけど、これが美味しかった!
人気店らしく、席も相席状態だったのでちょっとのんびりしてすぐ出ちゃました。

近くのデパートを覗いた後にトイレへ。噂通りトイレスタッフ(?)がいて、チップが0.35ユーロと決まっていました。
でも人がいるだけあって、掃除もマメだし、手を拭くペーパータオルも即準備!
汚いトイレに入るよりはいいけど、タダでもきれいなトイレに入れる日本ってありがたいな〜なんて思いながらアントワープを
後にしました。

さて、帰りは簡単。
ブリュッセル南駅まで行くICに乗って1人「世界の車窓から」を楽しむ私。行きよりは大分落ち着いてきたかも。
ICの車内は結構キレイ
40分位でまず北駅に到着。車窓から外を見ると...建物のガラス窓の向こうに黒い下着姿の女の人が!?
これがいわゆる飾り窓ってヤツなんでしょうか。アハハ(汗)
すると車内放送が。今度は英語で。なんとこの駅でストップするとのこと。
お〜いっ!朝に引き続き帰りもかいっ!ってなわけで、この電車はそのままアントワープに行くようなので強制降車。
本当は北駅から中央駅までは歩いてもいいんだけど、飾り窓をみたばかりのビビリの私は1駅電車に乗って中央駅まで戻りました。

中央駅から昨日行けなかった
王宮へ。といっても中に入れるのは夏だけらしいので外観だけ。
王宮の近くを走るトラム
楽器博物館→
その後
楽器博物館へ。コートは入口のクロークに預けます。
チケット購入時にヘッドフォンを貸してくれるのですが、これがおもしろい!
博物館の中にはいろんな楽器が展示してあって、楽器の前の床にあるヘッドフォンのマークの所に立つとその楽器の演奏が
聞こえてくるの。民族楽器あり、管楽器も打楽器もありでプチクラシックコンサートのようで楽しかった〜。

音楽を堪能した後は“ダンドワ”でブリュッセルワッフルを!ふわっふわしててウマイ!

夜はグランプラス近くのスーパーでお土産を物色。
チョコレートやワッフル、スープの素などおもしろお土産を買いまくりです。スーパーって楽しい!